自分の時間を取り戻そう-書評
一冊読み終わったので書評として残しておきます。
感想
この本は一言で言うと、
「自分の時間は重要度のかなり高いもので、それを手に入れるために生産性を追求しましょう」
と言うことだと思います。
自分のいつもできるだけ仕事を終わらして帰るようにしているがどうしても忙しいときは残業してしまっている。
そんな自分の働き方を見直す必要があるな〜と考えさせられました。
長い時間を投入するのは本当にいいことなのか
この本の中で
「長い時間を投入することは本当に最良の問題解決方法なのか」
ということが述べられていました。
身につけたいことがあったら もっと最短で身につけることはできないか、 生産性高く学習することはできないか、
ということを常に考え続ける必要があります。
例えば自分の子供が 「長い時間をかけて勉強して成績があがった」 より、 「勉強時間はたいして変わってないけど成績がぐんとあがった」 のほうがよっぽど価値のあることだとも述べられていました。
やりたくないことこそダラダラ続けてしまう
やりたくないはダラダラやるとなんとかなってしまう。 でも生産性に目を向けた時にやりたくないことに我慢できなくなり本当にやりたいことが見つかるとも書かれていました。
これにはすごく共感しました。
最低賃金はもっとあげたほうがいい
このように書かれてた理由がすごく興味深かったです。
「最低賃金の引き上げに反対し、海外からの労働者の受け入れに積極的な企業は安い労働力が豊富に入手できないとビジネスが成り立たない生産性の低い企業なのです。」
これには軽く衝撃でした。 たしかに短時間でかなりの利益をあげていればブラック企業は生まれない。 安い賃金で長時間働かせてなんとかしようとする企業はもうすでに生産性の低い企業としてレッテルを貼られているのと同じということと解釈しています。
なにか新しい技術や、ビジネスを目にした時に生産性という判断する
今ではITの力でいろんなことが自動化され、世の中をより便利にしてきました。
世の中で流行っているサービスのほとんどが「使うことで生産性があがるもの」です。
なので新しくビジネスを目にした時に「これは生産性があがるものなのか」という視点はとても大事だ思いました。
生産性が低いと思われる事例
生産性が低いと考えられる業務や、世の中の仕組みについていくつか書かれておりました。
例えば
- アパレル店員
- 選挙
- 学校制度 etc
この辺りは理由もしっかり書かれていて面白かったのでよければ読んでみてください。
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よければ
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