小さなチーム大きな仕事-書評
読んだので書評として残して起きます。
とにかく無駄なものは排除
この本では仕事の中にある無駄に削ぎ落とすと小さなチームで十分ではないかということを説いた本だと私は思います。
例えば
一時間かかる会議を設定し、 参加者を一〇人召集したとしよう。 これは実際には一時間の会議ではなく 一〇時間の会議である
会議を大人数ですることで時間が失われます。 その分生産性が失われて人が足りないと錯覚してしまいます。
なので会議はなくす、もしくは極力少なくすることが大事だと書かれていました。
誰かに話しかけること自体に相手の時間を奪うことと同じとも書かれておりました。
どうしても何か聞きたいことなどはチャットを使うことが私は有効だと思います。
モニターから目を離さずに質問などすることができるので集中力を切らさないことができると私は考えています。
すごい製品や、サービスを作る秘訣
これからビジネスをはじめようとか、はじめたい方へのアドバイスも書かれていました。
すごい製品やサービスを 生み出す最も単純な方法は、 あなたが使いたいものを作ることだ。
この考え方ってすごく大事だな〜と思っていて、自分が個人開発するときは全てこの基準でソースコードを書いています。
今この記事を書いているエディタも自分で開発したツールです。
近々リリース致しますのでよければダウンロードおねがい致します。(無料です)
顧客の言うことを聞いていたら、 もっと速く走る馬を彼らに与えていただろう ヘンリー・フォード
顧客の言うことを聞きすぎるのはよくないとをいっていると私は解釈しました。
自分の尊敬するApple社はいつもこの考え方をしてると私は思っています。
MacにUSBを取り去ってUSB-Cに変えて批判を受けても、今一番売れているノートパソコンはMacbookproです。
自分の中の何かしら信念を持って製品を作り続けるということはかなり重要な考え方だと私は思います。
注文の多い少数の顧客を幸せにするために 多くの人に迷惑をかけ、 商品を台無しにしてしまうのは良くない。
注文の多い顧客に対してあれこれカスタマイズして疲弊するのはその製品自体をどんどん悪くするのと同じだと解釈しました。
業務でこういうことを経験したことがあってかなりぐさっときました。
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